あなたは、どれだけ心をわかっていますか?
以下の問いに答えてみてください。

問 1:心の正常と異常とを決定づける情動は何ですか?

問 2:救いや許しの心はどのようにしておこりますか?

問 3:なぜ人は自殺するのですか?その原因は何ですか?

問 4:解離の発生メカニズムは何ですか?

問 5:期待やうぬぼれはどのように生ずるのですか?

問 6:「ボーダーライン」の原因は何ですか?

問 7:躁うつ病や統合失調症の原因は何ですか?

問 8:躁うつ病や統合失調症の治し方を知っていますか?

問 9:意識と自我意識との関係について、どれだけ具体的に話せますか?

問 10:薬物療法と精神療法のメカニズムの違いは何ですか?

 

                      心の理解度チェック (Ⅰ)

問 11:罪悪感について質問します。 罪悪感は、処罰と許しを両極としたスペクトラムを構成していますが、自分の罪悪感がスペクトラムのどの位置にあるか、それを決定するための変数(心の性質)は何か?について、答えて下さい。

問 12:葛藤について質問します。 葛藤は(反動形成という視点から見ても、刺激伝達の分散現象として理解しても)全部で四種類あります。それぞれ、どういう種類でしょうか?また、それぞれの葛藤を構成する要素(心の性質)が三つあります。それらは何でしょうか?

問 13:否認や投影性同一視について質問します。 否認や投影性同一視を「原始的防衛機制」として理解すれば、それぞれ二種類ずつあります。どういう種類でしょうか?また、それぞれの否認や投影性同一視を構成する要素(精神力動)は三つあります。それらは何でしょうか?

問 14:不安の発生メカニズムについて、その刺激伝達の特徴を一言で答えて下さい。(パニック関連用語や、GABAなどの伝達物質に関する用語は正確さを欠くゆえ、用いないで下さい。)

問 15:回避性と反社会性との違いについて、簡潔に説明して下さい。

問 16:様々な物質依存症は、回避性や反社会性が「抑止力」を発揮できない時に生じてきますが、そのメカニズムについて、簡潔に説明して下さい。また、様々な依存症、抑うつ、催促や脅迫などを示す人格障害をご存知ですか?

問 17:幻聴の発生メカニズムについて簡潔に説明して下さい。

問 18:躁うつ病と統合失調症の治療の違いについて簡潔に説明して下さい。

問 19:認識の発生メカニズムについて簡潔に説明して下さい。

問 20:「無の起源」「法の原理」「さとりの条件」「本質の否定」の、いずれかひとつを選び、簡潔に答えて下さい。

 

                  心の理解度チェック (Ⅰ)

問21:フロイトの「夢判断」には、許しや救いの夢がありません。特に、許しの夢について記載できなかった理由を、フロイト自身が述べています。ただし、フロイトは、そのことに気づいていません。その文章がどこにあるか、わかりますか?

問22:強迫には四種類あります。それぞれ、どういう強迫ですか?

問23:盗癖や放火の精神力動について、簡潔に説明して下さい。

問24:攻撃系の病的状態には、境界性人格障害の他に三つの疾患群があります。また、脆弱系の病的状態には、統合失調質人格障害の他に三つの疾患群があります。それぞれ、どういう疾患群か、わかりますか?

問25:精神病の根治療法を行なう場合、まず何(どういう関係か、あるいはどういう関係の質か)を作らなければならないか、わかりますか?

問26:躁うつ病や統合失調症を治すための薬物が開発され続けています。はたして、将来、すっかり治してしまえるような薬物が開発されると思いますか?そう思うという人も、そう思わないという人も、それぞれ理由をつけて答えて下さい。

問27:知覚系、思考系、情動系は、それぞれ特徴的なモードを保有しています。どういうものか、わかりますか?

問28:知覚系、思考系、情動系は、三つ巴の関係、つまり「知覚系⇔思考系⇔情動系⇔知覚系」にあります。それぞれの六本の矢印に名前を付けて下さい。

問29:「解脱」「ニルバーナ」について、簡潔に説明して下さい。

問30:いわゆる「さとりの境地」とは、どういう心性を言うのでしょうか?簡潔に答えて下さい。

 

                 心の理解度チェック (Ⅰ)

問31:動物の脳と、ヒトの脳との違いは何ですか?

問32:正常と異常を区別する情動系以外の条件は何ですか?

問33:うつの精神力動(発生メカニズム)について簡潔に答えて下さい。

問34:羨望と嫉妬の違いは何ですか?

問35:精神分析統合理論では「期待は悪である」と書かれています。あなたもそう思いますか?

問36:うぬぼれと治療との関係について簡潔に答えて下さい。

問37:境界性人格障害と統合失調質(分裂質)人格障害の病理の違いは何ですか?

問38:精神病や重症人格障害の根治(完治)療法では「二人の分析医が同時に、かつ別々に」行ないますが、その根拠は何だと思いますか?

問39:共感や解釈の他に、どういう治療技法を知っていますか?

問40:さとりと宗教の違いは何ですか?

 

                   心の理解度チェック (Ⅰ)

問41:症状診断名や状態診断名は、本当の診断でしょうか?もし「そうではない」と答えられれば、たとえば、不安神経症やパニック障害、それに摂食障害やアルコール依存症などという診断もまた本当の診断ではないということになりますが、どう考えますか?

問42:(諸々の)依存症に悩んでいる患者の根治療法をしていると、うつの他にも「強迫崩れ」や、人格傾向としての「催促」など観察されます。もし、これら一連の精神力動を、ひとつの疾患群として同定する場合、どういう診断名が相応しいと思いますか?

問43:境界性人格障害と回避性人格障害の違いは何ですか?

問44:統合失調質人格障害と自己愛性人格障害の違いは何ですか?

問45:統合失調型人格障害は、時々、統合失調症の「前駆状態」として位置付けられますが、本当ですか?

問46:いわゆる神経症(防衛状態)の治療の要点は何ですか?

問47:解離性障害における、意識と自我意識との関係について簡潔に説明して下さい。

問48:多重人格と、統合失調症に見られる「多重人格性」との違いがわかりますか?

問49:「夢は願望充足である」というフロイトの言葉は正しいですか?

問50:「不二の法則」について簡潔に説明して下さい。

 

                  心の理解度チェック (Ⅰ) 

問51:不快因子の「他者拡散傾向」と「自己収斂傾向」とは、具体的にどういう特性だと思いますか?

問52:情動系に関する認知と認識の違いとは何ですか?

問53:精神病根治療法は「未分化不快因子を分化させる」作業であると言えます。何のことか、わかりますか?

問54:いわゆる「自己の対象化」や「対象の自己化」という精神力動は、どういうメカニズムで発生しますか?

問55:あなたはどういう「防衛機制」を知っていますか?しかし、それらは本当に防衛機制ですか?

問56:それでは、本当の防衛機制とは何ですか?

問57:原始的防衛機制と「防衛の流動化」との関係を理解しましたか?

問58:症状形成と疾患形成との違いは、どこにあると思いますか?

問59:フロイトの「構造論」と、私の基本概念とは、どういう関係にあると思いますか?

問60:フロイト以降の研究者と「精神分析統合理論」とは、どういう関係にあると思いますか?

 

                   心の理解度チェック (Ⅰ)

問61:「泣くことができても、怒ることのできない人」の精神力動は、わかりますか?

問62:「怒ることができても、泣くことのできない人」の精神力動は、わかりますか?

問63:誇大的対象から発した刺激伝達が理想的自己に届く場合、否認を使用したか、それとも前駆型閉鎖回路を使用したか、という選別が可能でしょうか?

問64:「自己−防衛」ユニットと「対象−防衛」ユニットとの間の刺激伝達が、病的同一化によるものか、それとも原始的防衛機制によるものか、という選別が可能でしょうか?

問65:古典的神経症と自己愛神経症の違いがわかりますか?

問66:人格(傾向)と人格障害との違いは何ですか?

問67:基本的防衛態勢における「多重人格性」とは何を意味すると思いますか?

問68:教科書に記載されている、思考吹入や思考奪取、妄想知覚や妄想着想などの発生メカニズムについて説明できますか?

問69:統合失調症にみられる、様々な妄想と作為体験(させられ体験)との違いについて説明できますか?

問70:覚醒度の強弱と、前頭葉ニューロンの側枝とは、どういう関係があると思いますか?

 

                    心の理解度チェック (Ⅰ)

問71:我々の心の中には、ほとんど無意識的に動いているので、その病理性を自覚していない心性がいろいろあります。その中でも、代表的なものは何か?と問われた時、あなたはどんな心性を挙げますか?

問72:笑いの精神力動について説明して下さい。

問73:沈黙の精神力動について説明して下さい。

問74:盗みはすべて反社会性によるものでしょうか?

問75:解離と解離性障害の違いについて説明して下さい。

問76:思考系に思考内容を「照合」する機能があるおかげで、我々は一定の自我意識を保っていられますが、その照合機能とはどういうものか、わかりますか?

問77:「二人で同時に」行なう根治療法の理由がわかりますか?

問78:「憎みあう」関係とはどういうものであるか、わかりますか?

問79:「救いのない」関係とはどういうものか、わかりますか?

問80:「許しの環」と「救いの環」と言っても、どちらが先に形成されるか、わかりますか?

 

                     心の理解度チェック (Ⅰ)

問81:心のどういう要素が「転移」すると思いますか?

問82:あなたは「逆転移」を、どのように理解していますか?

問83:うつと強迫とは並存しやすいと言われますが、その理由がわかりますか?

問84:強迫と催促との関係を理解しましたか?

問85:「霊」や「超能力」の精神力動を知っていますか?

問86:自分の言動に「恥ずかしい」と感ずる場合の他に、他者の言動にも「恥ずかしい」と感ずる場合があります。その精神力動がわかりますか?

問87:事件発覚後、「えっ?まさか!あの人が・・・」という、犯人の人柄を知っている人達の反応があります。はたして何が起こっているのでしょうか?

問88:服役し更生しても、なお繰り返す「再犯」つまり「前科」の問題があります。なぜ、こうした問題が生ずるのでしょうか?

問89:ある問題行動について、それを起こした当人が嘘をついているのか、それとも憶えていないのか?しばしば、こうした点が焦点になりますが、その精神力動の違いがわかりますか?

問90:「転移性精神病」と「分裂」とは、どういう関係にあるか、わかりますか? 

 

                    心の理解度チェック (Ⅰ)

問91:「許しの環」は「不二の法則」に則って機能していますが、その相互関係について説明できますか?

問92:「救いの環」は「不二の法則」に則って機能していますが、その相互関係について説明できますか?

問93:「さとりへの道」には、どういう課題が存在すると思いますか?

問94:すでに「思考系⇔知覚系⇔情動系」については説明しましたが、〔「有=無」⇔「自=他」⇔「快=不快」〕もまた成立します。これらの意味を理解できますか?

問95:情動制御と認識形成との関係について説明して下さい。

問96:「禅」の精神力動とは、どういうものですか?

問97:「ヒューマニズム」の精神力動とは、どういうものですか?

問98:「無」と「自由」との関係について説明して下さい。

問99:心の「正常と異常」を区別する脳内の伝達経路のポイントは何ですか?

問100:心の「治癒の場」は、どこにありますか?

 

                 心の理解度チェック (Ⅰ)

 

これらの質問の答えは、『ダイジェスト版精神分析統合理論』の中に書かれています。 

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精神分析統合理論は、革命的な精神分析理論である。心の健康と病気を定義付け、諸々の精神現象のメカニズムを解明している。その中でも、精神病である躁うつ病と統合失調症の成因を解明し、治癒をモットーにした根治療法を確立している。それによって、人類に課せられた最も大きな難問が解決されている。また、意識や自我意識の解明、「さとり」への道など、想像を絶する内容が含まれている。さらに、症例研究は比類なき圧巻である。精神医学や心理学の専門家だけではなく、心に関心を抱く知識人の方々にとっても必読書である。

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